ピンチはチャンス。

私の目から通して見える世界と日常

スピリチュアル ハワイ

急に時間ができたので、7/28~8/4まで一人でハワイに行ってきた。

 

「一人でハワイなんて、一人焼肉以上だね!」なんて声もあったけど、

自由に動き回れて、地元の人とも交流できる一人旅が大好きなので、一人焼肉のが全然過酷だろうと思った。

 

蓋を開けてみると、この一週間は「ハワイ」とか「旅行」って言葉が似つかないようような、何かもっと別の意味を持った旅だった。

 

Airbnbというインターネットのサイトを使って、カハラモールの近くの家の一部屋を借りた。タマラという名のそのホストは、ヨガのインストラクターをしている50代の女性で、エクササイズだけでなくヨガのメンタリティーも私に教えてくれた。

私は、毎朝タマラと一緒にヨガをして、その後チェスが作ったグリーンスムージーを飲んだ。私はタマラと話す事で、今まで自分で気づかなかった胸のしこりや痛みに気付いた。タマラは、それを海に返す方法を教えてくれた。

 

日本で私は、休日でも前もって予定を詰め込み過ぎるので、その時の気分で行動するって事にめっぽう弱かった。プランがないと、どう動いて良いのかわからなかった。

 

そんな自分を変えたくて、今回の旅はあえて全てをノープランにした。飛行機のチケットと宿泊先以外は何も決めずに、ハワイへ来た。

 

近くのカハラホテルで、宿泊客を装いプルメリア ビーチハウスでブランチをし、ホテル専用ラグーンでイルカを見た。ロビーでは読書したり小説の執筆をしたりした。

 

ホールフーズでナンパされた人と夜のダイアモンドヘッドで星を見た。

 

ネイティブアメリカンの伝統楽器が奏でるメディテーション音楽というものを聴いた。

 

ヒルトンホテルの花火をワイキキビーチで見た。その後、帰りのバスの乗り換えを間違えて、雨降る夜に心許ない思いをした。(半泣きした)

 

ダイアモンドヘッドからワイキキビーチまで歩いた。その途中に、たくさんのお気に入りを見つけた。

 

私は、今回の旅で予定を詰め込み過ぎず、隙間を作る事によって、自分では想像もできなかったような出来事に巡り合う事ができた。

それは、大きなワクワクの裏に少し不安が見え隠れするようなもので、それでも、エイッと勢いをつけて踏み込むと、そこには自分の長年の疑問や悩みをスルンと、いとも簡単に解決するような力があった。

 

日本から持ってきた、よしもとばななの「ゆめみるハワイ」を読んで泣き、嫌いだったはずの海と山が大好きになった。

 

「楽しい、嬉しい、大好き!」というよりは、「解決、すっきり」みたいな旅だった。

ハワイから帰ってきたら、肌が綺麗になったねと言われた。

ずっと、求めていた答えを1つ見つけたような気がした。